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だいじょうぶ だいじょうぶだいじょうぶ だいじょうぶ
いとう ひろし
講談社 刊
発売日 1995-10


ぼくが今よりもずっと赤ちゃんに近く、おじいちゃんが今よりずっと元気だったころ、ぼくとおじいちゃんは毎日のように散歩を楽しんでいました。僕が少し大きくなって、困ったことや怖いことに出会うたび、おじいちゃんはぼくの手を握り、おまじないのようにつぶやくのでした。「だいじょうぶ だいじょうぶ。」
『おさるのまいにち』『おさるはおさる』で路傍の石幼少年文学賞を受賞した、いとうひろしによる絵本。わかりやすいストーリーと、ほのぼのとしたイラストで展開され、穏やかな暖かさに満ちている。「だいじょうぶ だいじょうぶ」というおじいちゃんの“おまじない”がぼくに教えてくれたのは、「この よのなか、そんなに わるい ことばかりじゃ ないって ことでした。」
子どもたちに、読み聞かせをしている親にとっても「だいじょうぶ だいじょうぶ」という言葉はおまじないになるはず。子育ての責任と不安に、ふと疲れたお母さんにも手にとってほしい。(小山由絵)

思わず胸が熱くなる。 2005-03-31
無駄のない、それでいてほのぼのとした絵で、ぼくが今までおじいちゃんと過ごしてきた日々が語られます。
その一コマ一コマに、おじいちゃんからぼくに注がれる、あふれんばかりの愛情が見てとれます。小さいぼくから見たら世の中は怖いことだらけ。でも、おじいちゃんが「だいじょうぶだいじょうぶ」と言ってくれるだけで
ぼくは広い世界へと一歩を踏み出していくことができます。
ぼくはやがて大きくなり、おじいちゃんは年をとります。そして今度はぼくが言う番です。「だいじょうぶだいじょうぶ」全編に流れる優しさと暖かい眼差し、子供好きの父が生きていたら、同じことをしただろうと思うと涙がこぼれました。
小さな子供よりむしろ、生意気を言うようになった思春期の子供以上のすべての人に一読をお勧めします。


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