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教育・育児に関する本の情報満載のブログ
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はじめてのおつかいはじめてのおつかい
筒井 頼子 /林 明子
福音館書店 刊
発売日 1977-04


1977年発行のロングセラー。5歳のみいちゃんが、はじめて、ひとりでおつかいに出かける様子が描かれる。
赤ちゃんの牛乳を買ってきてほしい、とママに頼まれたみいちゃん。100円玉2つをにぎりしめ、坂の上にあるお店まで、さあ出発。でも転んでお金を落としたり、必死に呼んでもお店の人が出てきてくれなかったり、とまどうことがいっぱいで…。
困難に直面する度に、みいちゃんの胸は不安と緊張でぱんぱんにふくらんでいく。でも、しっかりと芽生えた強い責任感が、前へ一歩、足を踏み出させる。お店のおばさんのやさしい対応でやっと牛乳を買うことができ、がまんしていた涙を「ぽろん」とひと粒落とした時、すっかり感情移入して張り詰めていた読み手の心も、一緒にはじけることだろう。
細部まで作りこまれた街の様子や、見守るような目線で描かれるみいちゃんの後ろ姿、決して大げさではないが豊かな、人々の表情。丹念に描かれた絵のひとつひとつからも、たくさんのことが伝わってくる。(門倉紫麻)

ドキドキ・ハラハラ 2003-06-06
画の感じから、ちょうど自分がこの位の年だった頃へ、気持ちが飛んで行きました。
2歳の娘に読み聞かせしながら、私のほうがドキドキ、ハラハラ。うんうん、大きな声を出そうと思っても出なかったりするんだよね。
やっとお店のおばさんに分かってもらえた時、私も一緒にぽろんと涙が落ちそうになっちゃったよ。林さんの画と、筒井さんの状況描写の組み合わせは、やはり最高ですね。


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三びきのやぎのがらがらどん―アスビョルンセンとモーの北欧民話三びきのやぎのがらがらどん―アスビョルンセンとモーの北欧民話
マーシャ・ブラウン /せた ていじ
福音館書店 刊
発売日 1965-07


大きさの違う3匹のやぎがいた。名前はみんな「がらがらどん」。ある日、3匹は草を食べて「ふとろうと」(太ろうと)、山へ向う。だが、途中で渡る橋の下には、気味の悪い大きな妖精「トロル」が住んでいて…。北欧の民話をベースにした物語。
大きな危険がせまっているのに、やぎたちは悠然と、むしろ楽しげに橋を渡っていく。1番目のやぎは「かた こと」、2番目のやぎは「がた ごと」、そして3番目のやぎは「がたん、ごとん」。やぎが大きくなるにつれて橋を渡る音も徐々に大きくなり、読み手の気持ちも来たるべき「おおきいやぎのがらがらどん」とトロルとの対決に向かって、どんどん盛り上がってゆく。
「チョキン、パチン、ストン」といった不思議な擬音語など声に出して読むたびに楽しさがあふれる名訳と、荒々しく迫力に満ちてはいるがユーモラスな味わいも感じられる絵。この絶妙な組み合わせが、1965年の発行以来多くの子どもたちをとりこにしている。(門倉紫麻)

迫力あります!! 2005-07-07
2歳9ヵ月の息子のお気に入りの本です。かたことかたこと、という音が繰り返しながら少しずつリズムを変えてだんだん迫力が加わってくるところ、子供に媚びた絵ではなく少しグロテスクな程の表現やタッチで生き生きと描かれたところに、子供達はとても惹きつけられるんだろうと思います。公園の木の遊具でつりばしのようになってるものが近所にあるんですが、それをかたことかたこと、とぶつぶつ言いながら渡っているのを見たときは 大笑いしてしまいました!


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