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教育・育児に関する本の情報満載のブログ
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チョコレート工場の秘密    ロアルド・ダールコレクション 2チョコレート工場の秘密 ロアルド・ダールコレクション 2
ロアルド・ダール
評論社 刊
発売日 2005-04-30




日本人向けた日本語訳とは 2005-11-16
日本人に向けた日本語訳というのは悩ましいものです。
はっきりいって完璧な訳というのは存在しません。
特に言葉遊びや,呼称に潜んでいる意味まで訳する場合は,日本人が感じる原作の響きを壊しかねないため,この本のように賛否が分かれてしまうのでしょう。ただ今作のような児童書の場合は,可能な限り日本語の知識だけで作品に内包される意味が伝わるのが好ましいと考えます。
原作を知っている日本人にとっては「べルーカ・ソルト」の方が好ましい名前に感じても,実は英語圏の人とっては「イボダラーケ・ショッパー」に近い,皮肉めいたニュアンスで伝わっていることを忘れてはいけません。
世間に認知は,子供にとっての認知ではないのです。それでもホイップはどうしようもなかったようです(笑)ただ不満がないわけでもありません。柳瀬氏の児童書訳全体に言えることなのですが,子供向けというのを忘れている感があります。
今作もちょっと難しい言葉が多いような気がしました。
氏のことですから,わからなかったら辞書を引いて調べろと言いたいのかもしれませんが…
韻を踏んだ詩の訳自体は素晴らしいと感心しましたが,もう少しリズムが欲しかった。
あと,あとがきの翻訳蘊蓄は,もう少し抑えめでもよかったですね。


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どろんこハリーどろんこハリー
ジーン・ジオン /わたなべ しげお /マーガレット・ブロイ・グレアム
福音館書店 刊
発売日 1964-03


「ハリーはくろいぶちのあるしろいいぬ。おふろがだいきらいです」。そんな彼をおふろにいれるかどうか、家族のみんなが話し合っているすきに、当のハリーは裏庭におふろブラシを隠し、おうちを飛び出してしまう。道路で遊び、線路ではしゃぎ、ほかの犬のお友だちと鬼ごっこをしているあいだに、ハリーはどんどんまっ黒に。きわめつけは、石炭シュートから一気に滑りおちたとき。なんと、ハリーは「しろいぶちのあるくろいいぬ」に変身してしまったのだ!
遊び疲れて、おうちに着いたハリー。でも、家族の誰も彼をハリーだとわかってくれない。どうしよう、お得意の芸もすべて見せたのに…。けれども、ハリーはいいことを思いつく。大奮闘の末、さっき隠したおふろブラシを掘り出して、「ぼくをおふろにいれて」とおねだりしたのだ。さて、そのあとはご存じのとおり…。
泥んこ遊びが大好きで、ちょうど親に逆らいたい年ごろ、それでもやっぱり家族といるときが一番。そんなハリーは、この本を夢中になって読んでいる子どもたちの姿とそっくりそのまま重なる。ジーン・シオンとマーガレット・ブロイ・グレアムの『Harry the Dirty Dog』(邦題『どろんこハリー』)は、1956年に発売されて以来、多くの子どもに愛されてきたベストセラー。本書は、挿絵がさらに色彩豊かになっての改訂版だ。(Karin Snelson, Amazon.com)

かわいいハリー 2000-12-02
犬のハリーはお風呂が大嫌い。お風呂から逃げて、どろんこになって遊びまわったけれどやっぱりおうちが恋しくて。。。。。。小さい子にもそんなところありますよね。ハリーや家族の絵がすっごくかわいくて、お話もかわいくて、子供の頃大好きだった絵本です。大人になった今もまた買ってしまいました。私もハリーと一緒に住みたいなぁ。このシリーズはどれもお勧めです。


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そらまめくんのベッドそらまめくんのベッド
なかや みわ
福音館書店 刊
発売日 1999-09


頭に黒いすじのある、楽しい形のそらまめくん、ぷちぷちとした小さなグリーンピースくんなど、色も形もかわいらしいおまめくんたちのおはなし。
そらまめくんのベッドというのは、中に白くてふっかふかの綿が詰まったそらまめのさやのこと。ほかのおまめさんだって、そのふかふかベッドにちょっと寝てみたいんだけど、そらまめくんはだめ、と言う。ほかのおまめさんたちはむっとしただろうに、そんなことはおかまいなし。
ある日、その大切なベッドがなくなってしまう! ベッドを探しににいったそらまめくんは、ちょっと不思議で、それはそれはすてきなものを見る。
おまめさん、まめのつる、くさむらの緑、月夜の光の下の緑など、緑にあふれる絵本。読んであげるなら3歳から、自分で読むなら小学1年から。(小野ヒデコ)

シェアする気持ちを育てる 2004-03-05
みんなの憧れのベッドを持つそらまめ君。そのベッドで一度寝かせておくれと多くの友達が詰め掛けますが全て断ります。その後、紆余曲折があり最後には断った友達とみんな一緒に一つのベッドで眠ります。そのときなぜかみんな気持ちが通い合った安堵感があります。物語自体は少々詰め切れていない感もありますが、絵がとてもかわいらしく子供は本当に気に入っているようです。やさしいお話なので寝る前に読み聞かせる事が多いですよ。


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齋藤孝のイッキによめる! 名作選 (1年生)齋藤孝のイッキによめる! 名作選 (1年生)
さくら ももこ /阿川 佐和子 他
講談社 刊
発売日 2005-03-16




読書習慣のきっかに 2005-09-25
子供に「本を読みなさいよ!」と言いながらも、具体的に「この本がお勧めよ」と助言できないでいた私にとって、この本は、とってもありがたい存在でした。今は、大人の私でも「このお話って、こうだったけ〜」と思い出しながら読んだりしています。読み終わった後に、親子でひとつの作品についての感想を話し合ったりしています。ひとつの作品ごとの末尾にある斎藤孝さんのコメントが、次の読書へのきっかけになって、「今度は、これを読んでみようか〜」と次につながってくれるのもいいですね。


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てぶくろ―ウクライナ民話てぶくろ―ウクライナ民話
エウゲーニー・M・ラチョフ /うちだ りさこ
福音館書店 刊
発売日 1965-11




てぶくろという日常の中に繰り広げられる、ちょっと不思議な物語 2005-02-03
娘のお気に入りのうちの一冊です。特に寝る前など、何度も読んでとせがまれます。何年も読み継がれている本だけあるなあ、と感心しきり。
落ち着いた色使いで、丁寧にかきこまれています。手袋に動物が増えるたびに梯子がかかったり、窓があいたり、そういう部分でも楽しめます。
言葉もリズミカルで、それぞれの動物の声を声色を変えて読んであげると、真似をして大喜びです。
てぶくろという日常の中に繰り広げられる、ちょっと不思議な物語。この辺が子供にとって、想像力を掻き立てられるのでしょう。


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