教育・育児に関する本の情報満載のブログ
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チョコレート工場の秘密 ロアルド・ダールコレクション 2
ロアルド・ダール 評論社 刊 発売日 2005-04-30 日本人向けた日本語訳とは 2005-11-16 日本人に向けた日本語訳というのは悩ましいものです。 はっきりいって完璧な訳というのは存在しません。 特に言葉遊びや,呼称に潜んでいる意味まで訳する場合は,日本人が感じる原作の響きを壊しかねないため,この本のように賛否が分かれてしまうのでしょう。ただ今作のような児童書の場合は,可能な限り日本語の知識だけで作品に内包される意味が伝わるのが好ましいと考えます。 原作を知っている日本人にとっては「べルーカ・ソルト」の方が好ましい名前に感じても,実は英語圏の人とっては「イボダラーケ・ショッパー」に近い,皮肉めいたニュアンスで伝わっていることを忘れてはいけません。 世間に認知は,子供にとっての認知ではないのです。それでもホイップはどうしようもなかったようです(笑)ただ不満がないわけでもありません。柳瀬氏の児童書訳全体に言えることなのですが,子供向けというのを忘れている感があります。 今作もちょっと難しい言葉が多いような気がしました。 氏のことですから,わからなかったら辞書を引いて調べろと言いたいのかもしれませんが… 韻を踏んだ詩の訳自体は素晴らしいと感心しましたが,もう少しリズムが欲しかった。 あと,あとがきの翻訳蘊蓄は,もう少し抑えめでもよかったですね。 さらに詳しい情報はコチラ≫ [PR]マクロ!ビオティック! PR |
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