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教育・育児に関する本の情報満載のブログ
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だるまちゃんとてんぐちゃんだるまちゃんとてんぐちゃん
加古 里子
福音館書店 刊
発売日 1967-11


「だるまちゃん」は、友だちの「てんぐちゃん」のうちわや帽子などちょっと変わった持ち物が欲しくてたまらない。お父さんの持ってきてくれるものには納得がいかず、自分で工夫しながら手に入れていくだるまちゃん。最後には、てんぐちゃんの長い鼻が欲しくなってしまうのだが…。
大好きな友だちと同じものにあこがれる、子どもの純粋な気持ちがストレートに伝わってくるロングセラー絵本。初版は1967年。
お父さんの「だるまどん」を筆頭に、家族総出でだるまちゃんを応援する様子も、あたたかく、コミカルに描かれていく。特に楽しいのは、お父さんが色々な形のうちわ、帽子、靴を出してきて並べる場面。帽子なら、学生帽、サンタクロースの帽子、コック帽、新聞で折ったカブト…40種類近くがずらりと並ぶ。生き物ではないのに、ひとつひとつに表情があるような遊び心のある描き方は、加古里子ならでは。
本書は「だるまちゃんシリーズ」の1作目。シリーズにはほかに『だるまちゃんとかみなりちゃん』、『だるまちゃんとうさぎちゃん』などがある。(門倉紫麻)

優しいネ。 2000-12-14
 だるまちゃんを見守るてんぐちゃんがとっても優しい。てんぐちゃんのような子供になって欲しいと思いながら子供に読んでいます。絵もシンプルながら楽しくて、子供も買ってすぐにお気に入りなりました。


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ねないこだれだねないこだれだ
せな けいこ
福音館書店 刊
発売日 1969-11


「ボン ボン ボン……」と時計が夜の9時を告げる。こんな時間に起きているのは、ふくろう、くろねこ、それともどろぼう…「いえ いえ よなかは おばけの じかん」。
「おばけの じかん」にまだ遊んでいる子どもは「おばけになって とんでいけ」。小さいおばけが大きいおばけに手をひっぱられて、夜空へぐんぐん登っていくシルエットが描かれたページでお話は終わる。その後どうなったのかは語られないままだ。オレンジ色のあかりがともるおうちが遠ざかるのもこわくて悲しくて、読み終えた子どもはきっとベッドへ一直線。もちろんしつけのためだけでなく、安心感たっぷりの暖かいベッドのなかでじっくり怖さを味わうのも楽しい。
手でちぎったような貼り絵の輪郭が背景の闇にぼうっと溶け込んで、夜の厳かな雰囲気を作り出している。人気シリーズ「いやだいやだの絵本」(『にんじん』、 『もじゃもじゃ』、 『いやだいやだ』)の1冊。著者の描く「おばけ」のとりこになった人には「おばけえほん」シリーズ(童心社)もおすすめ。(門倉紫麻)

寝付かせるのに役に立ちました 2003-06-01
当時2歳だった息子はとても夜更かし。
けれどこの本を効果満点に読んでから、窓の外を指さして
ほら!オバケが探しにきたよ〜って言ったら
すぐ布団に潜り込んでました。
とても助けられた一冊です。
同じシリーズの「きれいなはこ」もよかったです。


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みんなうんちみんなうんち
五味 太郎
福音館書店 刊
発売日 1977-07


表題のとおり、最初から最後まで「うんち」である。おおきいぞうは おおきいうんち ちいさいねずみは ちいさいうんち。人間も含めたいろんな動物のいろんなうんちが、五味太郎の独創的なデザインで描かれる。しかし、たどりつくところはひとつだ。 「いきものは たべるから みんな うんちをするんだね」
本書は、福音館書店が毎月発行している月間科学絵本「かがくのとも」に1977年にとりあげられ、1981年に装丁を新たに出版された傑作絵本である。英語、スペイン語、韓国語などにも翻訳され、世界で愛されている1冊だ。
読んであげるなら4歳から、自分で読むなら小学校低学年からが対象とされているが、ひとりで読む場合にもぜひ声に出して読んでほしい。「うんち」が韻を踏むようで耳にここちよく、まるで詩のように聞こえるはず。うんちをすることは、汚いこと、恥ずかしいことと思って園や学校でトイレに行かない子どもたちがいるという。ぜひ、そんな子どもたちに読んでほしい。(小山由絵)

ウンチを語る、ウンチを見つめる、ウンチに親しむ、ウンチを好きになる 2004-05-11
…いや、とかなんとか言わなくても、子供って、放っておいてもウンチが好きですよね(笑)。という訳で、この本は、現在4歳の我が子が2歳の頃からの愛読書です。でも、あまりに何回も読んで笑いすぎたせいで、最近は、とんとご無沙汰してたのですが…。こないだ動物園から帰ってきた夜、久々に娘に読み聞かせをせがまれました。いわく、「今日見てきた『ぞうのウンチ』は、絵本でもあんなに大きく描かれているかどうかを、自分の目で確かめたい」「ヘビのお尻がどこなのかが、またどうしても気になって仕方がない」と。…読みながら、真剣な顔で「これって、きっとカンガルーのウンチだよね」「今日のカバも水の中でウンチしてたのかな」などと絵本に没頭する娘を見ながら、「そうか、この絵本って『かがくのとも』だったんだ」と改めて認識すると共に、「…うちの子も大きくなったものよのう…」と、「読み聞かせるたびに、ただただ狂ったように爆笑するのみだった2歳の頃」をなつかしく回想し、感慨にふける母なのでありました…。


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