教育・育児に関する本の情報満載のブログ
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アスペルガー症候群と高機能自閉症の理解とサポート―よりよいソーシャルスキルを身につけるために
杉山 登志郎 学習研究社 刊 発売日 2002-12 一生を通じてのサポート 2005-05-31 高機能広汎性発達障害(アスペルガー症候群を含む)の概念について概括し、子供時代から青年期に至るまでのサポートについて書かれた本である。概念的な部分は物足りなさも感じるが、同じ症候群に括られていても、其々の子供によって現われ方が違うということが分かったこと、各年代における具体的な状態像が示されている点は多いに参考になった。そして、この本の一番の意義は、学生時代に留まらず、青年期〜成人の社会参加について触れられている点であろう。成長につれて障害が非常に軽くなる方もいらっしゃるだろうが、異邦人・異星人であるかのように社会との意思疎通の難しさを感じ続ける方も多いだろう。また、先に年老いてしまう御両親の子供さんへの心配の深さも察せられる。そういう現状にありながら、巻末の青年達の対談では、不安ももちろん持ちながらではあるが、働くことへの喜び、日々の楽しみ、結婚を含めた将来への夢が語られている。この本からは、障害を一生抱えていきながらも、生涯を通じての自分の生活をどうやって幸せなものにしていくかのヒントが見つかるだろう。また、彼らと関る教師・カウンセラー・相談員達に、その時だけではない、一生を見据えた援助の在り方を考える機会になるだろう。 さらに詳しい情報はコチラ≫ [PR]一人暮し完全情報サイト! PR |
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