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数の悪魔―算数・数学が楽しくなる12夜
ロートラウト・ズザンネ ベルナー /ハンス・マグヌス エンツェンスベルガー 晶文社 刊 発売日 2000-08 『The Number Devil: A Mathematical Adventure』の邦訳。過去の詰め込み勉強が原因で、数学嫌いになってしまった人はけっこう多いのではないだろうか。本書は、そんな人に向けて書かれた数学の本である。 内容は、数学嫌いの少年ロバートの前に現れた数の悪魔が、毎晩夢の中で数学の魅力を教えるというストーリー。今まで数学アレルギーに悩んでいた人でも、無理なく読み進めていくことができる。 ここで登場するのは素数と無理数、フィボナッチ数、パスカルの三角形、無限と収束、ウソつきのパラドックスなどで、いずれも数学の楽しさを味わうのにぴったりの題材。実生活から離れたものとして数学を捉えていた人に、数学が身近なものだということを教えてくれる。「数学には興味がない」という人にはおすすめの1冊。(土井英司) 数学を面白く解説した本としては秀逸 2000-11-26 私も多くの人たちと同様、数学が苦手です。中学を出て以来数学から逃げてきたともいえます。でも数学の神秘的なイメージに惹かれて難とか理解したいととってのが話題になっていたこの本でした。もちろん詳しい数学の理論なんかは解説してませんが、数学の世界の中にある数の不思議みたいなものの紹介がとても魅力的でした。ただいまいち物足りないのはやはり子供向けに作られた本だからでしょうか。 さらに詳しい情報はコチラ≫ PR |
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