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教育・育児に関する本の情報満載のブログ
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子どもに教えたくなる算数子どもに教えたくなる算数
栗田 哲也
講談社 刊
発売日 2003-08




算数の良問でAha!体験、数学感覚を磨ける。数学が【数楽】になる本。 2005-10-15
算数の問題を題材にしながらも、高校数学(以上)でも必要になる「数学センス」が自然に磨かれる良書だと思います。小学生の娘を持つA氏に算数の手ほどきをするという設定で、主にA氏との対話を進める形で算数の良問をドンドンと解いていきます。この対話形式をとることによって、読みやすくなっていますね。実際に中学入試に出た問題を参考にしているようですが、高校生〜大学生にも面白く読める本だと思いますょ。入試に役立つとか、そういう陳腐なレベルでこの本を語りたくないですね。数学が【数が苦】でなく【数楽】になるための基本が語られていて、胸がすく思いがしました。(特に「はじめに」と「あとがき」における筆者の警鐘に傾聴すべきです)例えば、次の計算を「図形でイメージして解く」とすると、どうなりますか?
23x37、65x65、73x77、24x21、38x62
1+2+4+8+16+32、1+3+9+27+81+243、
1x1+1x1+2x2+3x3+5x5+8x8+13x13イメージ出来なかった方も本書を読めば「あぁ、そうか!」と膝を打ちますょ。まさに【Aha!体験】ですね。この他「実験→整理→法則性の発見→洞察」を算数を通じて学ぼう、という章立てまで用意されています。これは、まさに「科学」の精神性そのもの、嬉しい限りです。(^-^) 技術立国を目指す日本において、将来を担う子供たちがこのような【数楽】の良書に触れることが出来るのは幸いです!、と断言しましょう。(この本の他に「算数の究極奥義教えます―子どもに語りたい秘法」(木村俊一)や「数学の考え方」(矢野健太郎)も数楽の良書としてお薦めしますょ)


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